②片頭痛の前兆「閃輝暗点(せんきあんてん)」薬・コーヒーで対策

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片頭痛の兆し「閃輝暗点」

前回の記事 では小学3年生に片頭痛を発症して、大学生になって片頭痛とは関係のない生活ができていたことまでを紹介しました。

大学生時代はストレスが少なかったのもその要因だと思います。

大学を卒業すれば就職です。
社会に出ればストレスを貯めやすい環境に身をおくことになります。

再び片頭痛が日常の中に入り込んできました。

以前と違うのは頭痛とわかったことで、受診する病院が変わりました。
しかし、なかなか頭痛を和らげることはできません。

就職してからの片頭痛生活です。

MEMO

ここに記載のものは、あくまで私にあてはまる個人の見解であり、他の人にとっては無意味、もしくはさらに症状が悪化することになるかもしれませんので、注意してください。

就職してからも平穏な日々(頭痛的にわりと、仕事は大変)

就職してパソコンでの作業が増えました。
目を疲れさせる作業だと思いますが、これはあまり片頭痛とは関係がなさそうでした。

元々ゲーム好きだったので、大学生時代もテレビの前で朝までゲームをしていたりしましたが、片頭痛とは無縁でした。

仕事では急ぎの案件などで、体の疲労が抜けなくなるようなことが度々ありました。
コーヒーを飲んで眠気を吹き飛ばし、仕事をしていました。

コーヒーを飲むようになったのは、就職してからです。
コーヒーにはまって、大きなマグカップで何杯も飲むようになりました。

この会社に勤めている時は、幸いなことに片頭痛には数えるくらいしかなりませんでした。
仕事で体力的には疲れていましたが、片頭痛が少ないのはとてもありがたいことでした。

転職して片頭痛が復活

5年間勤めた会社を辞め、同じ業種の会社に就職しました。

そこでは、以前の会社に増して残業や徹夜が増え、体に蓄積された疲労がますます抜けません。

そんなある日、暗い室内でカーテンの隙間から強い太陽の光が差す状況になったことがありました。
強い光が目の周囲に残って、「あっ、やばい」と思いました。

光が徐々に広がっていき、視界を狭くしていきます。

そして、頭にドーンという重い感じの痛みがやってきました。
片頭痛です。

それから、1ヶ月に数回悩まされるようになっていきました。

片頭痛の前兆「閃輝暗点(せんきあんてん)」

何度か片頭痛になると、その前兆があるというか、視野にモヤがかかる感じなのが光になっていると感じました。
キラキラ輝いてギザギザになった光。最初は小さなネオンのようなカラフルな光がどんどん大きくなっていきます。
ネットで調べてそれが「閃輝暗点(せんきあんてん)」というもので、片頭痛のサインであることを知りました。


出典:Wikipedia「閃輝暗点」最終更新 2018年4月16日 (月) 03:32

まさしくこんなのが小さな状態から視野いっぱいに広がっていきます。
両目ではなく、片目だけに出現します。
元々はこんな光はなかったと思いますが、年齢を重ねたせいか、片頭痛の回数を重ねたからか、閃輝暗点が見えるようになってからは、毎回片頭痛の前兆として出現するようになりました。

ちなみにこの画像を見ていると偏頭痛が来るような気がして気分が悪くなります。。。

片頭痛対策 薬

頻繁に片頭痛に悩むようになったので、脳神経外科を受診しました。

そこで処方されたのが、トリプタン系の薬。

トリプタンは服薬のタイミングが重要であり前兆期には効果がなく、頭痛が強くなりすぎても効果がない。虚血性心疾患、脳血管障害、末梢血管障害例には慎重投与となる。
出典:wikipedia「片頭痛」最終更新 2018年1月21日 (日) 12:12

飲むタイミングがあるので、常に携帯して「その時」に備えました。
「その時」がやってきて飲みますが、ほとんど効果ありませんでした。

タイミングが悪いかな、とその都度タイミングを変えてみますが、服用しないときと同様痛みの強さは同じで、ひどいと嘔吐していました。

効果的な薬と聞いていただけに期待はずれでした。

トリプタン系のセロトニン選択的作動薬はNSAIDsや市販薬に反応しない重症片頭痛に著効する。トリプタンは典型的症状を有する偏頭痛の中期的治療に適しているが、非典型例、極めて激しい片頭痛、変容型片頭痛、重積(継続)発作には効果がない

有効性の評価は臨床試験における盲検化の方法に影響を受ける。

片頭痛発作中の患者に表在感覚検査(アロディニア)を実施すると、トリプタン投与に反応するか否かが判る。皮膚感覚がない場合に最も有効である。皮膚感覚がある場合には、頭痛発現後20分以内に服用するのが最適である。
出典:wikipedia「トリプタン」最終更新 2018年3月20日 (火) 05:24 

どうやら、私の場合は”非典型例、極めて激しい片頭痛、変容型片頭痛、重積(継続)発作には効果がない。”に当てはまったようです。

薬を飲むだけで痛みがなくなるなら最高だと思いましたが、それは叶いませんでした。

片頭痛対策 コーヒー

ネットで検索すると、コーヒーを飲むと片頭痛に効き目があると情報がありました。

片頭痛の予兆「閃輝暗点」が発現したある時、外せない打ち合わせがあり、そこが喫茶店だったので、コーヒーを散々おかわりしてやり過ごしたことがありました。
5杯以上は飲んだと思います。
その時は、実際ひどい片頭痛にもならず痛みを回避することができて驚きました。

片頭痛は脳の血管が膨張して神経を圧迫して痛みを発生させるようです。
コーヒーに含まれるカフェインには、血管を収縮する作用があるので、その膨張を鎮める効果が片頭痛の痛みを防いでくれるらしいです。

この経験から、私にはコーヒーが合うとよくわかりました。

コーヒーについては、その後、片頭痛の原因に転換します。
そのことは、次回の記事に。

次回の記事は 片頭痛の原因「コーヒーと疲労」

次回の記事 は、『片頭痛の原因「コーヒーと疲労」』です。

月に数回起こっていた片頭痛も、現在では年に1,2回。痛みも軽減できて吐くことまでいくことはなくなりました。

その内容を紹介したいと思います。

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Aたま

Aたま

1970年代生まれ。小学生から片頭痛に悩まされてきました。30代でツボ押しをするようになってから劇的に症状が改善されました。おすすめです。40代はかなり片頭痛になる機会が少なくなりました。

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