今回は、「不老不死」でも話題になっている
テロメアについて紹介したいと思います。
目次
話題の本
詳しくはこちらの本を読んでください。
「細胞から若返る!テロメア・エフェクト 健康寿命のための最強プログラム」
テロメアとは
「テロメア」今まで聞いたことがない言葉です。
本によると、
テロメアとは
- 染色体の先端部分のこと
- 寿命を制御する
- 加齢とともに短くなる
染色体とは「遺伝情報の発現と伝達を担う生体物質」とWikipediaにありました。
人の細胞の核の中には、23個(46本)の染色体があります。
1~22番までの番号がついた常色染色体と、番号がついていないX染色体及びY染色体の性染色体があります。
性染色体が男性はXY、女性はXXになります。
染色体。普段生活する中では、全く意識することはありませんが、
これが重要みたいです。
テロメアはDNAの束を保護する役目をする
染色体のDNAの先端にあるテロメアは、タンパク質でできた鞘(さや)のような形状をしています。
テロメアはDNAの束を保護する役目を果たしており、細胞内のDNA鎖全体の1万分の1にも極めて小さい存在です。
テロメアは、靴紐の先端にあるキャップと同じように、遺伝物質が解けてしまうのを防止させる老化防止のキャップなのです。
この小さい存在のテロメアが染色体の中で非常に重要な役割を担っています。
細胞を若返らせ健康寿命を延ばすには
いつまでも健康でいたいと思いますし、細胞が老化するどころか若返ってくれるなんて夢のようです。
テロメアを延ばすにはどうしたらいいのか?とても興味が出てきませんか?
40代頃から、身体が疲れやすくなり、シミやシワや白髪など目立つようになり見た目も気になります。
内側から若返りたいそう強く思うようになりました。
それには、「日々の行動や思考法を正す」ことが重要です。
『幹細胞』は体にとって非常に重要な細胞です
人間の体にたくさんの細胞があります。
細胞の種類
- 免疫細胞
- 骨細胞
- 腸細胞
- 肺や肝臓の細胞
- 皮膚や髪の毛の細胞
- 膵臓(すいぞう)の細胞
- 心血管系の内側を覆う細胞などなど
いつまでも体が元気でいてくれるのは、上記の細胞などが何度も分裂を繰り返すおかげです。
「前駆細胞」と「幹細胞」
自己複製する細胞の中には免疫細胞などの分解する細胞の他に、体にとって非常に重要な2種類の細胞があります。
前駆細胞:
幹細胞から発生し体を構成する最終分化細胞へと分化することのできる細胞(Wikipediaより)
幹細胞:
分裂して自分と同じ細胞を作る能力(自己複製能)と、別の種類の細胞に分化する能力を持ち、際限なく増殖できる細胞(Wikipediaより)
細胞が老化することを「インフラメイジング」と言われ、炎症による老化であり、加齢とともに増加する。